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【相談・中3女子】落ち込んで帰宅する子どもの自己肯定感を高める方法は?

不登校から高校受験を成功させる方法 - 家庭環境と子どもの未来を考えたアプローチ 不登校の中学生を持つ親御さんにとって、高校受験は一大事です。子どもが抱える様々な問題にどう対処し、高校受験を成功させることができるのでしょうか。ここでは、具体的なステップをご紹介します。

先日こんな相談をいただきました。※プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しております。

> 中学3年生の娘です。学校へ頑張って通学しておりましたが、友人関係や外見的なコンプレックスから、自己肯定感が低くなり、笑顔が消えていく毎日です。

> お友達とは上手く付き合っているように見えても、会うと擦り切れて、楽しい話がなくなって落ち込んで帰宅しています。どう接してはげまして良いのか、悩んでおります。

学校では友達関係で気を使ったり、他人の目を気にしてストレスに感じたりすることもあるでしょう。

このとき「自己肯定感」が高ければ、自信をもつことができ、友達関係もうまくいくようになります。

そこで本日は、自己肯定感を上げる子育て法を解説しました。親の力で、自己肯定感を上げることはできます。

目次

自己肯定感が下がる2つの原因

はじめに、自己肯定感が下がる主な原因を2つお伝えします。

セクション1

1つ目が、愛情不足です。

子どもは「親から愛されていない」と感じると、自分に価値を見出すことができません

親がいくら愛情をもって接していても、子どもがそれを愛情と捉えない愛情不足になります。

セクション2

2つ目は、ダメ出しの子育てです。できないところばかりに目を向けていると、子どもは自信のない人間になります。

たとえば、子どもがテストで80点をとったとしましょう。このとき「とれなかった20点」に目を向け、

「なんで20点落としてしまうんだ」と言うと、子どもは「自分は勉強ができない人間」と思ってしまいます。

まずは、愛情不足を解消する子育てを!

まずは、愛情不足を解消する子育てをしましょう。

愛情不足を解消するには、子どもの要求をできる限り聞くことが大切です。

子どもの要求って色々ありますよね。

「新しい服を見に行きたい」「ららぽーと連れてって」「焼肉食べたい」「テーマパーク行きたい」「映画が見たい」

こういった要求を、できる限り聞くようにしましょう。子どもは自分の要求が満たされることで、親の愛情を感じるからです。

愛情不足が解消すると、行動するためのエネルギーが出てきます。学校や勉強を頑張ったり、友達関係を楽しむことができるようになるでしょう。

ダメなところではなくイイところに目を向ける

ダメなところではなくいいところに目を向けましょう!

また、常に子どものいいところに目を向けましょう。たとえば、お子さんは勉強が苦手だとします。

しかし、スポーツが得意だったり、友達に優しくできたりすることってありませんか?これは、長所です。

ダメなところを叱るのではなく、こういった長所を褒めて伸ばす子育てをしていきましょう。

なお、今回の相談者さんのお子さんは、友達関係で疲れています。この場合、とにかく話を聞いてあげることが大切です。

心の疲れは、話をたくさん聞いてあげることで解消します。そのためには、気軽に話ができる親子関係を作りましょう。

本日のまとめ

自己肯定感が下がる原因は、愛情不足とダメ出しの子育てです。愛情不足解消のためには、子どもの要求をできる限り聞くように心がけましょう。

またダメなところではなく、イイところに目を向けることも大切です。長所を伸ばす子育てをすることで、子どもの自己肯定感は上がります。

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この記事を書いた人

Nicoleのアバター Nicole 元教諭。

元中学校教諭。特別支援学校のコーディネーター時には、小・中学校や支援学級で指導的役割を担い、現場では不登校について悩まれてる保護者や先生方、教育機関、病院等で講演や移行支援、個別相談、カウンセリングを行ってきました。自分の子どもが不登校経験があり、一人でも多くの児童生徒や、保護者が救われてほしい…そう思い発信しています。明けない夜はありません。

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