娘さん息子さんの暴言があまりにもひどいときには親御さんも傷付くことがあると思います。
苦しくて、誰にもいえない…
自分を責めてしまうお父さん、お母さん…
お布団の中で声を聞かれないようにグッと堪えて涙を流しているお父さん、お母さん…
今まで学校でそんなお父さんお母さんたちから数多く相談を受けてきました。
きっと、同じように苦しんでる人が日本中にいる。悩んでるお母さんお父さんの助けになりたい。そう思い執筆を始めました。
精神科医や心理士とともに、寄り添ってお話を伺った事例と対処法を紹介します。
という相談を受けました。
無理もありません。
思春期だと思っても… 子どもに一方的に暴言を吐かれると、それは誰でも怒れていらいらしますよね。それが毎日ですと、言葉は時として暴力になりますから、親としては本当につらいと思います。
ここでは、子どもが暴言をはく根本的なわけと、親がすべき対応法をお伝えします。
この対応ができれば、子どもの暴言はなくなり、子育てが楽になるはずです。
不登校も改善できるので、参考にしていただければ幸いです。
【暴言をはかれたら、いらいらするのは普通】
はじめにお伝えしたいことは、ダメなお母さんなんかではないということです。暴言を吐かれたら、誰だってムカついて当然だからです。
ただしよくありがちなのが
「うるせーっ」と言われたときに「は?!誰に向かって言ってんの(怒)」と感情をぶつけてしまいがちです。
それだと、やはりいい方向にはいきません。子どもがいらいらしているときは、何を言っても無駄だからです。
このあとの説明する方法で、ぜひ対処してみてください。
【子どもが「うるせーっ」と言う理由を考えてみましょう】
子どもが暴言をはく原因は、2つあります。
1つ目は、親子関係があまりよくない状況の場合です。
関係が悪いと、子どもは家にいるだけでストレスがたまります。すると、過敏になり、ちょっとしたことで、暴言を吐くようになります。
2つ目は、言われたくないことを言ってしまっているからです。「学校に行きなさい」「早く起きなさい」「ゲームやめなさい」など、子どもが嫌がる言葉掛けをしていると、子どもは自分を守るために暴言をはくようになります。
この2つの原因を改善することで、暴言はなくなります。親子関係が良好になれば、不登校解決にもつながります。
【子どもから暴言を吐かれたら?】
子どもから暴言をはかれたら、どうするのが正解なのでしょうか?
たとえば「ウルセー」と言われたら「ごめんごめん」と言い、いったん、その場から離れましょう。そして、原因を考えてみましょう。
何か嫌がる言葉を言ってしまっていたのであれば、子どもが落ち着いたタイミングで謝ることが大切です。
そのあとの落ち着いたタイミングで「さっきはごめんね。これからは注意するね。ただ、うるせーって言われると悲しいな」と伝えましょう。
親子関係が良好なら「そういう言い方はないでしょ」と厳しく言ってかまいません。ただ、そのときに関係が悪い状態だと、火に油を注ぐだけになってしまうのです。
【子どもの暴言に耐えられないときは?】
あまりに暴言が酷く、精神的に参ってしまった場合は、ひとまず子どもと離れるという選択肢もあります。
距離を取る方法は第三者の元へいくこともオススメです。信頼できる、安心できる場所があると、安心しますね。例えば、飛び出してしまった時に、おばあちゃんおじいちゃんの家などに行って優しく見守ってもらい、落ち着いた頃に帰ってきてお話する。お友達の家でもいいでしょう。もしくは、カウンセラーさんや、好きなことの習い事の先生、信頼のおける兄弟の家、仲の良い友人など…これも対処法の一つです。
お互いに距離をとることで、子どもは親のありがたみがわかり、親も冷静になれるからです。
この距離を上手にとることができるようになると、お互い傷つかずに済んだという報告も実際多かったです。
つらい思いをしている方に読んでほしいのがこちら。数多くのかたが解決している実績があります。
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