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子どもの不登校でつらい思いをしている方へ

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「子どもの不登校がつらい方へ」お話をします。

先日、2件、相談をうけた内容です。※個人情報プライバシー保護の関係で、内容の一部を変更しています。

> 中2男子で今年から急に不登校になりました。良好な親子関係をくずさないため、しなさい言葉は言ってません。

> 中3女子 急に学校に行けなくなりました。家庭教師をつけるのも、本人が嫌がるのでやめました。ただ、このまま毎日過ぎることが不安です。

子どもの不登校が続いていると、不安になりますよね…子どもに、心配なあまりついいろいろ言ってしまいたくなることもあるでしょう。

ただし、こうした気持ちは子どもにとっては最悪なプレッシャーです。不登校を長期化させる原因のひとつにもなります。

そこで、不安な気持ちの解消の仕方、不登校の解決方法をお伝えしましょう。

お伝えすることを実践すれば、明るい家庭をつくることができます。自然と子どももエネルギーが出て、不登校解決に向かうことができるはずです。

目次

【不安な気持ちは別の場所で解消することを徹底】

子どもが学校へ行かず、日中、家にいると不安です…経験した人しかわからない…こうした気持ちは、家庭以外の場所で解消するようにしましょう。

ママ友とカフェにランチへ行ったり、趣味に没頭する時間をつくったり、カウンセラーに話を聞いてもらったりするなどです。パパも同じです。仕事に没頭するもよし、飲みに行ったり、ゴルフ打ちっぱなしに行ったりして、忘れることができる気分転換をしてみてください。

子どものことだけ四六時中考えている状況では、知らず知らずのうちに表情が暗くなり、家庭の雰囲気も悪くなってしまいます。ためいき増えてませんか?

一方、適度にストレス発散し、「学校に行けなくても元気に生きているだけで十分」と考えていれば、家庭は明るくなります。家族でテレビをみて、大きな声で大笑いするのもいいですね。

これは、心理の面からも重要なことなのです。親は、子どもの太陽なのです。すぐに実践すると驚くほどの変化が現れるでしょう。自然と子どもの笑顔も多くなり、不登校解決も早くなるのです

【不安な気持ちが出るのは、変化の確認ができないから】

そもそも不安な気持ちになるのは、子どもの変化を感じられないからです。新たな経験や学びもなく、同じ毎日が続いているため不安になるのです。

とはいえ、不登校はいきなり解決するものではありません。

スモールステップの重要性と順序

1.部屋から出られるようになる

2.家から出られるようになる

3.友達と遊べるようになる

4.学校に興味を持つようになる

5.徐々に登校できるようになる

6.再登校できるようになる

このようなスモールステップを踏んで、解決へ向かうことができます。

そのため、いきなり不登校解決というゴールを目指すのではなく、まずは次のステップを目指していきましょう。

今部屋に引きこもっている子が、リビングに出てきたら、それだけで解決に向かっていると思えるからです。気持ちも楽になるでしょう。

【今、何ができるか、何をすべきか考えてみる】

次のステップにいくために、今やるべきことを考えましょう。たとえば、

・部屋から出られないのであれば、子どもが安心できる明るいリビングを作る

・家から出られないのであれば、子どもの興味のあるものを見つけて一緒に外へ出る

・友達と遊べないのであれば、最初は親が遊び相手となる(次に仲の良い親戚と遊んだり、友達に来てもらったりする)

このように、今の子どもの状況で足りないところをサポートしていきましょう。

次のステップへ向かうことができれば、不登校解決に近づいていくはずです。

【まとめ】

子どもが不登校で不安に思う気持ちは、別の場所で発散させましょう。

家庭では子どもにプレッシャーを与えることなく、少しずつ次のステップへいけるようサポートを行うことが大切です。

不登校脱出のために親御さんがどのように改めれば良いのかをまとめたのがこちらです。

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この記事を書いた人

Nicoleのアバター Nicole 元教諭。

元中学校教諭。特別支援学校のコーディネーター時には、小・中学校や支援学級で指導的役割を担い、現場では不登校について悩まれてる保護者や先生方、教育機関、病院等で講演や移行支援、個別相談、カウンセリングを行ってきました。自分の子どもが不登校経験があり、一人でも多くの児童生徒や、保護者が救われてほしい…そう思い発信しています。明けない夜はありません。

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