子どもが暴言を吐いてきたときは、それを直そうと考えてはいけません。自分自身も暴言を吐いていてそれを真似しているか、叱り方が間違っているため心が傷ついているかのどちらかです。
どちらが原因かを考え、どうしたらその傷が癒えるかを考えるようにしましょう。
- 感情をぶつける叱り方をやめる
- 子どもを責めるのではなく、適切な行動を伝えるようにする
- 普段は子どもの要求を聞いてあげるようにする
これらが、子どもの暴言をやめさせる一番の近道なのです。
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不登校脱出への手引き今の時点で親子関係が悪くなっている場合はまず関係回復がおすすめです。
これから、対処法を実践すれば、お子さんが暴言を吐くことはなくなります。
現時点で親子関係が良くないと、これから暴言以外にも様々な問題が起こります。
ゲーム,スマホ依存、昼夜逆転生活、親に対する暴言や暴力、不登校、部屋に引きこもって出てこない等は、親子関係が悪化したことが原因で起こる場合もありますが、それだけではありません。勿論、思春期ならではの成長していく過程として起こる場合も十分にあります。
親のせいでは決してない
親のせいでは決してないこと。ですから、まず安心してください。どうか自分を決して責めないでください。
学校の先生の中には、とにかく親のせいにする場合も多いとの報告も受けていますし、実際に相談に来られた方々は
皆さん、自分を責めていました。しかしながら、それは違うのです。学校の教諭たちの責任を負わない逃げもありました。日々子供に寄り添い、立派に子育てをされてるみなさん、心から尊敬するとともに、様々な対処法をお伝えしていけたらと思います。
家でやるべき有効的な手立て
対処法その1
お子さんの近くにいて、ただ、ただご飯を作ってあげることです。
愛情いっぱいのご飯一緒に食べてあげて下さい。なにも話さなくていいんです。あえて話さなくても大丈夫です。
そばにいてくれるだけでいいんです。子どもの心の中が愛情で満たされてくるのが、1週間、2週間とたつとわかってきます。野菜を切ったり、炒めたり、お皿洗いをする背中などを見せることで、よりまた一層安心をするのです。
その頃には、自分から少しずつ、ぽつりぽつりと悩んでることを話し始めることでしょう。ひたすら子どもの前で家事やってみて下さい。
ポイントは、全受容の姿勢。これ、本当に難しいんです。「そうか」「そうだったんだね。」など、受け止めて返答してあげて下さい。当初、失敗された親の多くは、ついつい多くの言葉をかけてしまったと話されていました。
確かに、どうしても心配なので、声を多くかけてしまいますよね…とてもよくわかります。
この黙って見守る姿勢というのが、心理カウンセラーの方からも有効だと伺いました。実践の輪を広げていくうちに、結果、多くの家庭から暴言がなくなったと報告がありました。
そうして、子どものこころの愛情バロメーターがいっぱい満たされていくのです。
継続していただければ、3か月後には必ず良い方向に向かうことができます。その結果、自然に子どもの暴言も消えるのです。