思春期の子どもの対応って難しいですよね…何を考えてるかわからず、子育てにイライラすることってあると思います。
本日は、特に大事な5つを紹介します。
今すぐやっていただければ子育てのイライラが減って、1カ月以内にはお子さんにも変化が現れるはずです。
思春期の有効な声かけ法
思春期になると、親子で意見が食い違うことってあると思います。たとえば、親が行ってほしい学校と子どもが行きたい学校が異なることもあるでしょう。
このときは「あなたが決めたことなら応援するからね」と、いうふうに、具体的にできるだけ子どもの意見を尊重することが大切です。なぜなら、その道に進むのは親ではなく子ども本人だからです。
たとえ選んだ道が間違っていたとしても、長い目で見たらそれは子供の成長につながります。
しなさい言葉をやめる、減らす
「早く寝なさい」「勉強しなさい」などのしなさい言葉は、できる限りやめましょう。思春期の子は、言われすぎると嫌になる生き物だからです。
いきなり0にするのは難しいので、3回言っていることを2回に減らすことから始めましょう。それだけで、子どもと無駄にぶつかることがなくなります。
親子関係が良好なるので、本当に伝えたいことを伝えられる関係になります。関係が悪くなって、何も言えなくなる状態だけは避けましょう。
「してくれたらうれしいな」と伝える
もし何か伝えたいことがあるなら、関係が良くなった後で次の言葉で伝えましょう。それは「してくれたらうれしいな」です。
「早くお風呂に入りなさい」ではなく、「早くお風呂に入ってくれたら嬉しいな」と伝えるのです。すると、子どもとぶつからなくなります。
強制しているわけではないので、子どもは反発心を抱かないからです。親子関係が良ければ、子どもは親の頼みを聞いてくれます。
そして、いつもよりも、少しは早くお風呂に入ってくれるでしょう。
ひととしてやってはいけないことのルール
迷傷法とは、人に迷惑をかけることの「迷」、人を傷つけることの「傷」、法律やルールに違反することの「法」、これら3つをまとめた言葉です。
この3つを守れなかった場合は、しっかりと叱りましょう。そうしないと、取返しのつかない失敗につながってしまうからです。
たとえば、子どもがいじめの加害者になったとします。これは、絶対に許してはいけません。相手の子の命にもかかわるからです。ただし、手を出して叱る必要はありません。子どもの気質や性格、問題の大きさによって、厳しく伝えたり、冷静に伝えたりしましょう。
子育て成功の定義を意識する】
あなたにとって子育ての成功とはなんでしょうか?「子どもを東大に入れる」「親子関係を良くする」など、人によって違うでしょう。
「子どもを東大に入れること」が成功であれば、たとえ親子関係が悪くても、東大に入れば成功です。
「親子関係を良くすること」であれば、たとえ東大に入っても親子関係が悪ければ、子育ては失敗です。
つまり、子育ての定義を作るからこそ、やるべきことが見えてきます。
まずはあなたの子育て成功の定義を考えていただければと思います。