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【親が知らない思春期の子どもの本音】

否定的な言葉をかけると、思春期の子どもは素直に聞いてくれず、反発することも増えるでしょう。 そこで本日は、否定語で伝えることの悪影響と、どのように改善していけばいいかを解説します。 子どもが受け入れやすい言葉に変えていくことで、無駄にぶつかることがなくなります。子育ても楽になるでしょう。

わが子であっても、子どもが何を考えているのかわからないことってありますよね。 本日は、そんな思春期の子どもの本音を解説します。これを知った上でお子さんに向き合っていけば、無駄にぶつかることがなくなるでしょう。

本音を知らずに接してしまうと、親子関係が悪くなり、親への信頼も失うかもしれません。反抗期も長引くので、注意しましょう。

目次

【その1 友達が最も大事】

思春期になると、「友達関係」が最優先となります。ここが上手くいかなくなると、学校が楽しくなくなるからです。 友達とケンカをしたりすると、生きている意味がなくなるぐらい辛いことだと理解しましょう。そのため、親子関係以上に、友達関係には気を遣っています。 友達はLINEを22時までやっているのに、自分だけ21時までというルールを作ると猛反発するのはそのためです。 「友達が最も大事」という価値観を理解することが、思春期の子育てを行う上で大切です。

【その2 自分の夢を応援してほしい】

子どもは誰でも、必ず夢を持っています。たとえ今は「夢はない」と言っていても、幼少期の頃はなりたいものがあったのではないでしょうか。 しかし「どうせ無理」「難しすぎる」「現実的ではない」などの大人の言葉により、多くの子が夢を諦めてしまっています。 そのため、たとえ学校の先生、監督やコーチなどが反対しても、親だけは子どもの夢を応援してあげましょう。 叶わなかったとしても、夢に向かって努力する過程で得られるものはたくさんあります。

【その3 反抗しても親が大好き】

思春期は、親子の喧嘩が最も起こる時期です。意見がぶつかることも、増えるでしょう。 「話しかけるな」と暴言を吐かれたり、「こんな家に生まれたくなかった」と言われたりすることもあるかもしれません。 ただし、一時的にカッとなって言ってしまっただけで、本心では親のことが大好きです。 どれだけ反抗されても愛し続ければ、必ずどこかのタイミングでわかってくれます。親はどっしりと構えて、子どもの成長を見守っていきましょう。

【まとめ】

思春期の子どもは、友達が最優先、自分の夢を応援してほしい、反抗しても親が大好き、こんな本音を持っています。 この気持ちを理解した上で、100%の愛情を持って接していきましょう。いつか必ず、親に感謝を伝えてくれる日が来るはずです。

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この記事を書いた人

Nicoleのアバター Nicole 元教諭。

元中学校教諭。特別支援学校のコーディネーター時には、小・中学校や支援学級で指導的役割を担い、現場では不登校について悩まれてる保護者や先生方、教育機関、病院等で講演や移行支援、個別相談、カウンセリングを行ってきました。自分の子どもが不登校経験があり、一人でも多くの児童生徒や、保護者が救われてほしい…そう思い発信しています。明けない夜はありません。

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